何が出てきたか
警視庁少年事件課は、美人局の手口で男性から現金を脅し取ったとして、職業不詳の斎藤蓮容疑者(22)ら男3人を恐喝の疑いで逮捕した。容疑者らは、少女とホテルに入った男性に対し、ChatGPTを使って示談相場を調べさせ、その金額を基に脅迫していたとみられる。
ここが面白い/重要
ChatGPTが示談相場の提示に使われた点が特徴的だ。従来の美人局では、示談金の相場は犯人が経験的に決めていたが、本件ではAIがリアルタイムで相場を算出し、被害者に「適正な金額」として提示した可能性がある。これにより、被害者が「相場だから」と納得しやすくなり、犯行が成功しやすくなったと考えられる。
どう見るべきか
AIが犯罪のツールとして悪用される新たな事例であり、特に示談や和解の場面でAIが使われるリスクを示している。今後、AIが生成する情報の信頼性や、それを悪用した犯罪への対策が求められる。また、ChatGPTのような汎用AIが、犯罪の「相場」を簡単に提供できることの危険性が浮き彫りになった。
次の一手
読者は、AIが犯罪に使われるケースとして、示談金の相場提示以外にもどのような悪用が考えられるか、またAIサービス提供者がどのような対策を取るべきかを注視すべき。

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