「ほっかほっか亭」が突如Xでトレンド入り。その背景には、懐かしの弁当チェーンと、ある「公式」アカウントの存在があった。

💡 POINT

【3秒でわかる】要点まとめ

  • 懐かしの弁当チェーン「ほっかほっか亭」がXで突如トレンド入り。
  • 「ほっかほっか亭【公式】」と名乗るアカウントの投稿がきっかけ。
  • 2008年に「ほっともっと」へブランド変更したため、現在は実質的に存在しない店舗名。

なぜ今話題なのか?

今回のトレンドの直接的なきっかけは、X上に存在する「ほっかほっか亭【公式】」というアカウント(@HokkahokkaP)です。このアカウントが、ユーザーが父親に買ってきてもらった「ほっかほっか亭の牛焼肉弁当」についての投稿に反応し、その投稿が拡散されたことで、多くのユーザーの目に留まりました。しかし、ここに大きな「ずれ」が存在します。ほっかほっか亭は、2008年5月にほぼ全ての店舗が「ほっともっと」へとブランド名を変更しており、現在「ほっかほっか亭」として営業している店舗はごく一部に限られます。つまり、現在進行形で「ほっかほっか亭」を利用できる機会は稀であるにもかかわらず、その名前がトレンドに上がるという、一種のノスタルジックな現象が起きているのです。

「公式」アカウントの正体と、ブランド変更の歴史

トレンドの中心にある「ほっかほっか亭【公式】」アカウントは、プロフィールに「ほっかほっか亭公式アカウントです。ほっかほっか亭の情報をお届けします。」と記載されていますが、運営母体である株式会社ほっともっと(旧:株式会社ハートランド)の公式Xアカウント(@hotmot_food)とは別物です。このアカウントの正確な運営主体は不明であり、ファンによる非公式アカウント、あるいは何らかのコミュニティアカウントである可能性が高いと見られます。

一方、歴史を振り返ると、ほっかほっか亭は2008年2月に「ほっともっと」へのブランド統一を発表し、同年5月15日から新ブランドでの営業を開始しました。これは、当時の親会社であるローソンとの資本・業務提携に伴うグループブランド統一が主な理由です。したがって、「ほっかほっか亭」という名称は、多くの人にとって「懐かしい過去のブランド」という認識が強く、その名前を見るだけで、2000年代前半までのコンビニ弁当シーンを思い出すユーザーも少なくありません。

ネットの反応と世論

💬 「ほっかほっか亭って名前見るだけで懐かしさが爆発する。あのパッケージデザインとか、味とか、もう一度食べたいなぁ。」
💬 「『公式』アカウントって書いてあるけど、本当に公式なの?ほっともっとのアカウントとは別だし、ちょっと怪しいかも。」
💬 「父親が買ってきてくれたってツイートに『公式』が反応してるの、なんかほっこりする。今はほっともっとだけど、あの温かみのある名前はやっぱり良いよね。」
💬 「ほっかほっか亭の唐揚げ弁当が無性に食べたくなった。検索したら近くにはもうないんだよな…ほっともっとはあるけど。」
💬 「これは完全にノスタルジートレンドだわ。SNSでちょっとしたきっかけで、みんなが共有する思い出が一気に噴出する典型例。」

まとめ

「ほっかほっか亭」トレンドは、実体としての店舗がほぼ存在しない旧ブランド名が、非公式と思われるアカウントの投稿をきっかけに、多くのネットユーザーの懐古の情熱を呼び起こした現象です。これは、特定の世代にとっての共通の思い出(共有点)が、SNS上で極めて短時間に可視化される現代ならではのカルチャー現象と言えるでしょう。今後も、このような「レトロ」または「失われたブランド」が、何らかのきっかけで定期的にトレンドに浮上するケースは増えるかもしれません。運営会社であるほっともっとが、このノスタルジーに着目し、限定メニューやキャンペーンを打ち出すなどのマーケティング展開を行う可能性も考えられます。