大相撲初場所13日目、新十両・霧島鐵力が横綱・豊昇龍を破り、3敗で優勝争いに残る金星を挙げた。同時に、一部報道で取り沙汰された「引退勧告」の真偽と、その背景に注目が集まっている。

💡 POINT

💡 3秒でわかる要点

  • 新十両・霧島鐵力が横綱・豊昇龍を破り、3敗で優勝争いに残留。
  • 一部報道で「引退勧告」が取り沙汰されたが、本人は否定し、決意を示す。
  • 18歳で相撲を始めた異色の経歴と、強靭な肉体が武器の若手力士として今後の活躍に期待。

「引退勧告」報道の真相と、横綱撃破という強烈なアンサー

2026年1月23日、大相撲初場所13日目の結びの一番。新十両・霧島鐵力(きりしま・てつりき)は、横綱・豊昇龍(ほうしょうりゅう)を豪快な押し出しで破り、3敗(10勝3敗)を守った。この勝利により、優勝争いの可能性をわずかながらも残す金星となった。

この一戦の前、一部スポーツ紙で「霧島に引退勧告?」といった見出しが報じられていた。しかし、これは過去の成績不振時に師匠から厳しい指導を受けたことが発端とみられ、霧島本人は「そんなことはないです」と否定。むしろ、その報道をバネに「何も考えずに、ただ前に出るだけの相撲を」と決意を新たにしていた。その決意が、見事に実を結んだ瞬間だった。土俵上でガッツポーズを決める霧島の表情には、重圧を跳ね除けた清々しさが漲っていた。

霧島鐵力とは?18歳で始めた異色の経歴と「筋トレ」好きの肉体派

霧島鐵力(本名非公開)は、日本相撲協会公式プロフィールによれば、現在22歳。身長185cm、体重165kgの大型力士だ。最大の特徴はその「始めた年齢」で、相撲を本格的に始めたのは18歳から。多くの力士が中学生やそれ以前から始める中では、非常に遅いスタートとなる。

趣味は「ゲーム/筋トレ」。特に筋トレを好み、強靭な下半身と上半身を鍛え上げている。好きな食べ物は「肉」、好きな歌手は「長渕剛」と、ストイックでありながら熱い内面を覗かせるエピソードも。昨年幕下優勝を果たし、今場所新十両に昇進。そのパワーとスピードを武器に、早くも関取としての存在感を示し始めている。

みんなの反応

X(旧Twitter)や相撲ファンの間では、霧島の金星とその背景に大きな称賛の声が上がっている。

💬 「引退勧告報道の直後に横綱撃破って…漫画みたいなシナリオだ。霧島、めちゃくちゃカッコいい!」
💬 「18歳から始めてここまで来るのは並大抵じゃない。筋トレで鍛え上げた肉体が本当に活きてる。今場所の最大の収穫かも。」
💬 「豊昇龍をあの体勢から押し出せるパワーが半端ない。『ただ前に出る』って言ってた通り、思考がシンプルで強い。」

まとめ

霧島鐵力の横綱撃破は、単なる金星以上の意味を持っていた。それは、短絡的な報道に翻弄されない力士の強さと、遅咲きながらも努力を積み重ねてきた者だけが放つ輝きを見せつける一戦だった。優勝争いの行方は、2敗の安青錦、3敗の霧島、熱海富士らに委ねられるが、霧島の今場所はすでに「十両昇進」以上の価値をファンに与えている。今後の彼の「前に出るだけの相撲」から、目が離せない。