1月22日放送の情報番組『よんちゃんTV』が、日本の政党を「優しくて穏やかな」と「つよくてこわい」に分類した表現で大きな批判を浴び、ネット上で炎上しました。
💡 3秒でわかる要点
- 情報番組『よんちゃんTV』が、日本の政党を「優しくて穏やかな」グループと「つよくてこわい」グループに分類した。
- 特に「優しくて穏やかな」に日本共産党などを含めた表現が、多くの視聴者から「偏向的」「印象操作」と批判された。
- 番組側は謝罪と訂正を行ったが、表現の是非を巡る議論がネット上で続いている。
「優しくて穏やかな政党」表現が物議を醸す
2026年1月22日放送の『よんちゃんTV』(テレビ朝日系)内で、日本の政党を特徴で分類するコーナーが問題となりました。番組では、立憲民主党・共産党・れいわ新選組などを「優しくて穏やかな日本をつくる政党」と紹介した一方で、自民党・日本維新の会・参政党などを「つよくてこわい国をつくる政党」と表現したのです。
この表現は放送直後からSNS上で大きな反発を呼び、「共産党が優しくて穏やかな日本なの この番組狂ってるね」「完全に恣意的な印象操作」「BPO(放送倫理・番組向上機構)案件だと思う」といった批判の声が相次ぎました。多くの視聴者が、特定の政治的立場を「優しい/怖い」という情緒的な言葉で二分することの偏向性を指摘しています。
番組側は謝罪と訂正、しかし議論は収まらず
批判を受けて、番組公式X(旧Twitter)アカウントは放送当日中に謝罪と訂正文を発表。「自民・維新・参政党について誤解を招くような表現がありました」とし、表現を撤回しました。しかし、この訂正文も「『優しくて穏やかな』政党に共産党などを挙げた点については触れていない」「むしろ『中国に対して優しく穏やか』なのか? 国語力がない」と、さらなる批判を生む結果となりました。
「優しくて穏やか」という言葉自体は、本来は個人の性格や人柄を表す温かい表現です。類義語には「温柔敦厚(おんじゅうとんこう)」「温良篤厚(おんりょうとっこう)」などがあり、対義語は「傲慢不遜(ごうまんふそん)」などです。しかし、これを政治集団の分類に用いたことが、多くの人に「違和感」と「不快感」を与えたようです。政治的な主張や政策は多面的であり、単純な二項対立で語れるものではないという、視聴者の基本的な感覚に反する表現だったと言えるでしょう。
みんなの反応
ネット上では、番組の表現に対する様々な意見が交わされています。
まとめ
今回の騒動は、テレビという公共の電波を使った情報発信において、複雑な政治状況を極端に単純化し、感情に訴えかける言葉で伝えることの危うさを浮き彫りにしました。「優しくて穏やか」という誰もが好感を持つ言葉だからこそ、それを特定の政治勢力へのレッテル貼りに利用することへの抵抗感が強かったのでしょう。視聴者は、ニュースや情報番組に「事実に基づいた公平な報道」を求めており、この事件はその期待と現実のギャップが顕在化した一例と言えます。メディアの表現責任が改めて問われるとともに、我々受け手側も、情報をそのまま受け入れるのではなく、常に批判的な視点を持つことの重要性を思い知らされました。
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